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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

撮影現場 

札幌あアルファイン


 今日更新された北川プロ編集日記でアップされている写真に、僕が写ってます!(後ろ姿だけど)
 
 5月に行われた北川プロの北海道ロケを手伝った時のもので、北川さんがブログで書いている「写りこんではならないスタッフ」とは僕のことです。
(北川さん、うろちょろしてごめんなさい !><)

 この現場は札幌ホテルアルファイン。四方八方が鏡張りで逃げ場はなく、それ気にしてたら撮影にならないんで、とにかくいい絵を撮ろうと必死こいてました。

 SMクラブ Black&White の女王様4人がM男とM女を責めるという豪華なシーンなのですが、こちらにはどんなプレイになるのかが一切わからず、とにかくプレイはいきなり始まり、いきあたりばったりに撮影は行われた。

 人のSMプレイを生で見るのは初めて(この現場で3度目)だったが、撮影するというモードだと比較的冷静になれるから不思議だね。興奮はするのだけれども、下半身はわりと醒めている。

 では勃起していないか?というとそうでもなく、要所要所で

「モコモコ」してくるので困った。

 顔面騎乗が始まるとうれしくなって寄りに行く。「いいなあ~」と思っているMの自分と、ファインダー越しのカメラマンとしての自分は瞬間的には別人だ。これがまた不思議な気分で、非日常的な感覚がもう一段シフトアップしたような違和感があった。アダルトビデオの監督やカメラマンは、どうやってケジメをつけてるんだろう。プロとしての自分と、男としての自分を、いったいどこで折り合いをつけるのだろう。そんなことをふと考えてしまった。
 
 まあ、とにかくこんなに密度の濃い集中力を酷使するという経験もそうない。撮影が終わるとドッと疲労感が襲ってくる。脱力である。

 出演者の皆さんも撮影プレイは初めてだったらしく、終了した後のほっとした表情がこれまた素敵だった。スイッチが入っている時はいい演技しているんだけど、素に戻るとみんな普通の人。さっきまで怖いことしていた女王様のまったりとした笑顔がかわいい。この女王様のおばあちゃんは孫がSMクラブの女王様をやっていることをご存知なのだそう。「タトゥーを入れたいんだけど」と相談すると「和彫りは止めなさい」と言われたとか。

 撮影現場というと、もっとこうピリピリした緊張感を想像していたのですが、全体的にはリラックスしたとてもいい感じの現場でした。トラブルや不測の事態も多々あったのだけれど、「なんとかなるっしょや」みたいな和んだムードでストレスなくスムースに事は運んだわけで・・・
 

  北海道のSMはおおらかです。



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[ 2009/07/07 21:43 ] 雑記 | トラックバック(-) | CM(0)
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