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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

女装とマゾ 

 女装にはかなり古い歴史と伝統があります。

女装と日本人 (講談社現代新書)女装と日本人 (講談社現代新書)
(2008/09/19)
三橋 順子

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 僕に女装の趣味はないのですが、コスプレ趣味というか、変身願望みたいなものはあるかもしれない。
 
 学生時代に演劇をかじっていたこともあって、舞台上で違う人間になるというのは快感であり、メーキャップでかなりスイッチが入ることは肌で理解しているつもりです。

 化粧やコスチュームによる外面の変化が、人間の内面に及ぼす影響の深刻さというのが面白いなと思いました。

 女装はこれに「性の変化」が追加される。

 しかし、女装が好きだからといって、男が好きとは限らない。

 逆に女装はしないけれど、男が好きという人もいる。これがゲイ?

 あるいは女装が趣味なだけで、内面的な性は男のままという場合もあるのでしょう。

 以前SMクラブで強制的に女装メイクされ、女の子の下着もつけさせられてプレイしたことがありますが、その時なぜか、無意識に女の子の言葉づかいになっていた自分に驚いたことがある。

 普通(?)なら「お許し下さい、女王様」って言うのに、その時は、

「あぁ~ん、おやめになって...」とかなんとか、普段は絶対に持ってないボキャブラリーが登場する。

 つまり内面的なジェンダーが女性になり、対象は女王様だから、いきなりレズになってしまった。

 だけど、これは普通(?)の同性愛とまたカテゴリーが違うような気がする。

 そもそも性同一障害は、病気なのか、変態なのでしょうか。

 一瞬でも、おねえ言葉を無意識に使ってしまう自分っていったい...?

 以前にも性倒錯 というエントリーで同じことを書いてますが、

 「おかま」や「ホモ」、「ゲイ(レズを含有)」、あるいは「バイ」とか、最近では「女装子ちゃん」などという表現もあり、それらの区別はビミョーであり、曖昧です。

 ストレートな人間からすると、正直よくわかりません。

 一つだけ僕が大きな声で言いたいのは、

「異性が好き!」 という部分で、

僕にとってヘテロセクシャル(異性愛)は絶対に譲れない最後の砦みたいなものなのです。

 いくらマゾでもニューハーフの女王様はちょっと勘弁して下さいっていうか、ダメなんです。逝ける人もいるみたいですが・・・

 そして、なんとニューハーフのマゾもいるんですね。これはホモでマゾとはまた違う世界らしい。

暴虐調教

今回北川プロから同時発売の新作には、ニューハーフMが登場します!


 北川プロの新作「暴虐調教」に登場するM役の彼(彼女?)は、普段はSMクラブにM女として登録し、男性客とプレイをしているのですが、麗子女王様の大ファンで、北川プロにM男優(女優?)として応募してきました。

 つまりこの人にとっての日常はヘテロセクシャルですが、撮影時にレズになる。

 う~ん、ますますワケがわからなくなってきます。

 この作品では、いちおう女王様がM男を責めるシーンが見られるわけですが、素直に喜べない倒錯性があるような気がします。

 麗子女王様の調教は完璧で、お相手がどんなヘンタイだろうと安心して見ていられる。

 内容的にはけっこうハードなのでヘタレの僕にとってはキビしいシーンもありましたが、従来の北川プロらしいスタイルを維持しつつ、新しい倒錯美を狙った意欲作に仕上がっています。
 



【関連エントリー】

■ ホモとマゾはどちらがヘンタイか?

■ レズとS女はどちらが変態か?

■ マゾとサドはどちらがより変態か?


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関連記事
[ 2010/07/11 11:46 ] マゾの本棚 | トラックバック(-) | CM(5)
では、尊敬する女王様に、友達のゲイS男に調教されてるホーマーさんを見せて!見たい!
と言われたらどうするのですか?(笑)


女装して「おやめになって!」って言うHomerさんが非常に見てみたいですが(笑)
その場のノリに弱いのですね…(笑)
[ 2010/07/11 17:53 ] [ 編集 ]
私も女装趣味はありません(笑)が、女装レズM男さんの気持ちよく分かります。

女装は、女性のファッションアイテムへのフェティッシュな憧れと、去勢願望みたいなのがポイントだと思いますから、ホモ、ヘテロはあまり関係ないように思います。もちろん、その去勢願望みたいなものがまるごと女性化に向かうのか、男性性の否定という形で自己の中の「劣等」性を温存する形になるのかは様々だと思いますが。

女装Mは、その「劣等」性を二重に刺激するのだと思います。それに、Mプレイは自分が男性であることを強く意識することでもありますから、自分の中の男性性に嫌悪のある人は女装Mに向かうのが自然なように思えます。
[ 2010/07/12 10:57 ] [ 編集 ]
 う~ん、僕が尊敬する女王様であるならば、そんなことはおっしゃりません。
そういうことを言った時点で、僕は尊敬できなくなるので、断るでしょう。

ノリというか、雰囲気には弱いかも。だからコスチュームとかセットなど、演劇的な要素に大きな影響を受ける。女装させられなかったなら、女言葉は出なかったと思うよ。
[ 2010/07/13 08:37 ] [ 編集 ]
つるさんの場合、足だけ女装?ですか ^^

鋭いくて深い考察ですね。男性マゾヒズム自体が、単発の男性性否定であり、そこから女装にシフトすることで、第二の劣等感が発生するというメカニズムですか?

 ヘテロからゲイへの流れの中には、SとかMのどちらが影響を及ぼすか、あるいは関与しないのかはまた、独自のヴァリエーションがありそうですね。


 男性性に嫌悪?ですか....

 僕はつるさんみたいに難しく考えるにまで至っておりませんが、単純に女の人が好きで、その流れの中にシンプルなマゾヒズムがあるだけです。

[ 2010/07/13 08:43 ] [ 編集 ]
メカニズムとなるとよく分かりませんが、マザーコンプレックス、エディプスコンプレックス、M、F、女装がリンクしているように思います。
第二のというより二重の劣等感なのかもしれません。

滝川クリステルとか美人を見ると、「付き合いたい」とか「顔騎された」とか思わないで「ああなりたい」と思っちゃいます。
私も女性が好きなんですが、自分の延長みたいな見方をしてしまいます。
[ 2010/07/14 21:13 ] [ 編集 ]
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筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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