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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

春川ナミオ氏と会う! 

「そんなに好きなら、会わせてあげましょう」

 とある方からこのようなオファーを受けました。にわかには信じられない、社交辞令かジョークかとも思っていたところ、春川ナミオが住む大阪の近くのホテルで会う段取りをつけてくれ、先日本当にお会いして食事してきました。今でも信じられない夢のような体験です。

春川ナミオと



 大阪のとあるホテルのロビーで待つこと数分。広くて見通しのよい正面玄関の向こうからサングラスをした小柄な男性がやってくる。

 一発でこの人だと分かった。

 面識はなく顔は知らなかったが、数年前に読んだインタビュー記事での印象と同じく、スリムでダンディーなルックスから春川ナミオ本人に違いない。待ち合わせの時刻と場所には僕たちしかいなかったので、初対面ではあるものの、お互いに本人認証が無言で行われたような感じである。だけどこの人、本物の春川ナミオなのだろうか。新手のオレオレ詐欺じゃないのか? 粋な出で立ちではあるが、顔だけ見ると女子寮の管理人みたいな風貌。

 「春川です」。

     と、シブい声で名刺を出しながら頭を下げられる。控えめで上品で礼儀正しいその仕草には、この世界では知らぬ者はいないという巨匠のカリスマ性が、まったく感じられない。不思議と昔から馴染みのあるような、懐かしく感じる雰囲気を漂わせリラックスしたムードである。それなのになんだか僕は、長年の思いがググッとこみ上げてきてしまった。
感無量とでも言おうか。

 その名刺を恭しく受け取ると、「春川ナミオ」とだけ書かれている。

 名刺の裏には、肩書きのない本名と自宅住所が書かれていた。間違いなく本物だ。あの春川ナミオが今、目の前にいるのだ。 そう思うと、突然身動きがとれないような金縛りにあってしまった。

 「お目にかかれまして光栄です」

 やっとの思いで、確かそんなようなこと言えたかと思う。まるでアイドルタレントに会ったかのように勝手にのぼせ上がってしまい、僕は自分の本名すら名乗れなかった。紹介者からHomerというペンネームが先方に知らされていたはずだが、その時は、まともに自己紹介が出来なかった。
(後できちんとしました)

 人なつっこい笑顔でこちらをみつめる春川氏を目の前にして、僕は用意していた挨拶や対応がまったく出来ずに、ただただ呆然と突っ立っているのみ。やはりオーラが出ているのだ。頭がクラクラしてきた。奇妙だが心地よい時間がしばし流れる。憧れの春川さんはニコニコしている。

 今思い返すと、やはり僕は我を失っていたのだろう。何も言葉がでてこない。言いたいこと、聞きたいことは山ほどあるし、今回の面会に関しては数日前からあらゆる準備をしていた。

 これ以上沈黙しているとさすがに間が持たない気まずさに突入する直前、ふと我にかえり、持参していたSardaxの画集をアタフタと取り出しながら、「僕の友人で春川さんを敬愛している英国紳士が最近画集を出版しました。彼からもよろしくとのメッセージを預かってきておりますが、ご挨拶がわりにお持ちしましたので、お受け取り頂けますでしょうか」と、ここはかろうじて段取り通りのセリフで手渡すことが出来た。(この時には言わなかったけれど、この画集は限定本で既に絶版。ネットオークションでは数十万の値段がついている貴重本である)

 春川さんは一瞬顔をしかめ、何かを思い出そうとするようにその画集を熱心に見つめた。

 Sardaxによれば、彼が日本に滞在していた期間(おそらくは10年以上昔)、お互いにラフなイラスト作品を交換しあっていたらしい。メールではなく古式ゆかしい手紙でのやりとりで、Sardaxがイギリスに帰国後、いつともなしにこの二人の音信は途絶えていた。
 2年ほど前、Sardaxが自らのサイトで公開していた Fem-Dom ストーリーを翻訳してブログで紹介した際、僕は彼から春川さんの消息を尋ねられていたのだった。

 どうやら春川さんは思い出せない様子だ。

 その画集の序文に、NAMIO HARUKAWA への献辞ともいえる文章があり、僕はその部分を指差しながら「このアーティストは、春川さんの影響を受けた、と書かれています」と訳して伝えた。
 
 春川さんは思い出すのをあきらめ(後になって思い出したらしいが)「ありがとうございます。あなたにも僕の絵を持ってきています。部屋においてあるので後で受け取って下さい」と、信じられないことおっしゃる。初対面で見ず知らずのファンに、原画をプレゼントしてくれるなんて!
 その感激で緊張がややほぐれ、リラックスしたムードで昼食をともにとり、さらにその後で2時間ほどインタビュー取材をさせて頂くことになった。

 春川さんはネットをまったくなさらないので、僕のブログのことはご存知ない。しかし僕がどれだけ春川さんを、そして春川さんの絵を敬愛しているかは紹介者を通じて事前に春川サイドには伝わっていた。だからこそ面識のない僕と会う時間をわざわざ設けて下さり、貴重なお話を伺うことが出来たのだ。

 春川さんが顔面騎乗にこだわるようになったきっかけや、初SMプレイのエピソードなど、今回は詳細を書く事はできないが、そのうち日をあらためて報告したいと思っている。

 春川ナミオは僕が想像していた通りの人物だった。彼の描くイラストから、どんなヘンタイ紳士かと思われる向きもあるのかもしれないが、僕は絶対に普通っぽい、地味なキャラだと確信していた。本人の内面までは知らない。たとえつきあいが深まろうとも、そこまではわかるものではないだろう。

 ただ僕たちは、マゾヒズム、そして顔面騎乗へのこだわりという点で一致した、かたい絆を結んでいる同士であることをお互いに確認しあった。

 顔面騎乗に市民権を与えた男。

 この偉大なる人物に会えたという感動で、今は胸がいっぱいだ。




■ 春川ナミオの芸術
PU_春川ナミオの芸術



■ 顔面騎乗の形而上学



■ 春川ナミオのデジタルリマスター作品
春川ナミオのデジタルリマスター作品

■ 春川ナミオを虐める会
春川ナミオを虐める会



■ 春川ナミオの足フェチ画像
春川ナミオの足フェチ画像



■ 顔面騎乗の社会的評価



■ 彼女に顔面騎乗をしてもらう9つの方法
彼女に顔面騎乗をしてもらう9つの方法






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[ 2009/08/07 02:20 ] 雑記 | トラックバック(-) | CM(7)
Homerさん
いつも貴ブログは拝見しておりますが、コメントを入れさせて頂くのははじめてかもしれません。
初めまして、自称セミマゾヒストの「こりん」と申します。
私も春川ナミオ氏の大ファンです。
ということから、今回の記事は、大変興味深く読ませて頂きました。
巨匠の素顔の一端をうかがい知ることができたように思います。
貴兄のご会見の成功に賞嘆のお言葉を申し上げると同時に、このように記事にして頂いたことにお礼を申し上げます。
併せて、厚かましいですが、僕のブログもご一瞥下さればうれしく思います。
こりん

[ 2009/08/07 06:07 ] [ 編集 ]
超うらやましいぃぃぃいい(-_-;)

[ 2009/08/07 12:49 ] [ 編集 ]

こりんさん、初めまして。というか、春川ナミオと一緒で、初めてでしたっけか?みたいな。

ブログも時々拝見しておりました。

 春川さんのファンの方に読んで頂ければという思いで書いたので、そう言って下さると、とても嬉しいです。ありがとうございました。

 むか~しのSM雑誌のグラビアで、「家じゃ女房、子どもが待ってるんだろ!」とかいう女王様の台
[ 2009/08/09 07:41 ] [ 編集 ]
コメント、お、おそれいります。

だけど、S男性の方が、そんなに羨ましがって頂けるというのが、ちょっと不思議かな。

[ 2009/08/09 07:43 ] [ 編集 ]
世界の「ナミオ・ハルカワ」に会ったというのはすごい。
彼は世界的なFemDomアーティストです。一貫して自分の世界を描き続けている、それを多くの人に伝えている、そのことが偉大だと思います。
[ 2009/08/12 13:46 ] [ 編集 ]
>一貫して自分の世界を描き続けている、

まだまだ描き足りないっておっしゃっていました。
もうあらかた描き尽くしたようにも思えるけど、自分的にもっと満足のいく作品をさらに描きたいと。凄い人です。

[ 2009/08/12 15:47 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/06/09 12:01 ] [ 編集 ]
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