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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

勘違い 

 何か悪いことをした人は、SM趣味を持っていなければ世間は納得しないのかな?

アサヒ芸能_Cover


 風俗嬢が衝撃激白! 市橋達也が私に求めた M男プレイ

 英会話講師殺人事件の容疑者は、その風貌と報道内容から鬼畜系S男かと勝手に想像していたので「M男」?という枕言葉には違和感があった。記事を読んでみると「M男プレイ」といえるほどのことはやってない印象ですが、M男特有のナイーブさとでもいうのか、弱さや妄想気質はあったのかもしれない。

 そうはいっても、全国指名手配中に風俗店に行く神経が信じられない。マゾヒストにそんな度胸はないと思います。そのために整形したのか?

 ところで、僕も10年以上昔ですが、NOVAに駅前留学していたことがある。

 その当時、半年後に控えていた初めてのアメリカ出張への心の準備、というのもありましたが、秘かにニューヨークのSMクラブに行く計画を立てていました。ベタだけど、金髪の長身白人女性に鞭打たれるのがその頃の僕の夢でした。

 それはともかく、NOVAの外国人講師には各国の若い美男美女が勢揃いしており、キャバクラの付け回しのように、女性生徒にはイケメンの男性講師を、男の生徒には女性講師が意図的にアサインされて、どことなく不純な学習意欲をあおられていたような気がします。

 大手の英会話学校は生徒と講師の個人的な交流を禁止しているケースが多く、NOVAも表向きはそんなこと言ってたけど、実際にはわりあいと自由で、外国人講師と親しくなり、一緒に食事や飲みに行ったりしてました。その行為自体がレッスンみたいなもので、オプションの同伴デートみたいなもの。きちんとお金を払ってプライベート・レッスンをしてもらったこともあります。やっぱりファミレスとかで。ごく稀に、講師の個人宅にお邪魔することもあったけど、自分の家に招くことはなかったなぁ。

 時々何か勘違いしているんじゃないか?という生徒さんもいたようです(講師にも!)

 たいした語学力や会話能力もないのに、目の前に素敵な外国人がいる。コミュニケーションをとるには英語を使うしかない。だから受験英語とは比べ物にならない熱意と投資で勉強しようとする。

 しかし英会話というのは、そう簡単には身につくものではありません。知識で筆記試験の得点を上げることは出来ても、会話というのは内容です。ありきたりな天気や趣味程度の話、定番のパターンプラクティスだけで、パーソナルなおつきあいができるほどの会話は成立しない。
 講師は講師で生徒の英会話力向上のため「親身の指導」につい熱が入るが、それは生徒のモチベーションを下げずにレッスン料を払い続けてもらうようにしているだけ。

 ここに大いなる「勘違い」が起こりやすい環境が整う。つまり、きちんとした意思の疎通がないままに、この講師は僕に気があるんじゃないか?とか、そこまでいかなくても、アプローチ次第ではものになるかもしれないと勘違いしてしまう。日本語で最終的な確認をとれずに、自分のファンタジーだけで、ついには「愛があれば言葉の違いなんて!」 などなど。モーソーは果てしなく広がる。

 それはマゾヒストが女王様に期待する勘違いとよく似ている。
 
似てないって (。。)☆\バキ

 愛など最初からないかもしれないのに。

 外国語で中身のある会話を楽しむというのは難しいものですが、実はそれは母国語でも難しい。日本語でやれてないことを、英語で突然やれるようになるわけがない。台本どおりの台詞を言うだけの、内容のない会話であたかも信頼関係が構築されているかのような錯覚に陥りやすいのが英会話スクールだ。

 英会話学校の講師は、ある意味で接客業だと思う。ホステスみたいなものです。生徒に夢を持たせる。あるいは疑似恋愛をさせるような。キャバクラだと同伴はしても本気にならないのが大人の粋という良識が働くが、世間知らずの引きこもりオタクが、NOVAみたいなところでのぼせあがるというのはありがちかもしれない。

 痴情のもつれや愛憎劇は、たいてい両者の勘違いが原因だったりする。

 人間関係は勘違いで成り立っているようなところもある。親しいからといってその人の何をどこまで理解していると言えるのだろうか。お互いに「勘違いをしている」というのを知った上で、上手くつきあっていくのが、コミュニケーション・スキルとも言えるのではないか。

 NOVAの雰囲気は身近に感じていただけに、生徒が講師を殺害したかもというこの事件は以前から気になっていました。人ごととは思えなかった。どうしてそんなことがありえるのだろう。あの容疑者に英語で恋を語れるほどの会話力はなかったんじゃないかな。いや逆になかったからこそ、勘違いが増幅されてしまったのだろうか。

 日本人同士がお互いに日本語で会話していても誤解が生じて悲惨な事件に発展しているのだから、言葉の壁があればある意味で仕方がなかったのか。

 死体遺棄から殺人容疑で明日にも再逮捕の方向らしいが、真相は明らになっていない。黙秘を続けているというのは「推定有罪」に思える。やってないならやってないと無罪を主張して欲しい。やったならやったで正直に本当のことを話してほしい。

 好きだったから、拒絶されて、カッとなって殺した?

 コミュニケーションがとれていると信じていたのに、そうではなかったのを知った時のショックは大きいだろう。しかし、それで殺意まで抱けるものなのか。もっと何か別の理由があって欲しいような気がする。

 というのも「英会話」というセッションを重ねていただけで、 intimate な関係になったという勘違いは、おそらく僕もしていたように思うから。一歩間違えれば僕だって....

 ただ、その情熱は講師へのストーカー行為へとはつながらず、ニューヨークのSMクラブの方に向いていたのが幸いした。


週刊実話

 週刊誌の表紙にSMとか、M男というタイトルが目につくと、必ず手に取ってしまう。
「グラビア買い」はもう滅多にしないが、こういう「キャプション買い」はよくする。(←キャプション・フェチ)




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[ 2009/12/01 22:22 ] 報道 | トラックバック(-) | CM(1)
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[ 2009/12/02 07:10 ] [ 編集 ]
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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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