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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

苦痛の魅力 

TopIMG_2010_01_07

よく考えてみると、鞭とは実に不思議な存在です。

打たれるその一発の時間は一瞬で、それはコンマ1秒の世界。

なのに永々に続くかのような深淵な感覚でもある。

通常は鞭そのものを手にして楽しむということはしない。

鞭を舐めたいともあまり思わない。(このあたりが靴フェチや脚フェチと異なる点かも)

もちろん鞭を持つその女性が好きであることが前提ではありますが、

全然知らない女性でも、鞭を持つことで魅力的に感じてしまうこともある。

 これまで、鞭を手にする女王様のスタイルに萌えたりはしても、

 実際に打たれることへの憧れというのはあまりなかった。


VariousMistress-38

 つまり痛みそのものに関しては意識的にスルーしていたのだと思う。

 SMクラブやサロンなどで、お遊び程度に打たれた経験はあります。

 文字通りお遊びではありましたが、それでも鞭の持つ「非日常性」や、

「女性に鞭打たれる」という

一般社会ではありえない仮想現実を

 それなりに楽しむことは出来た。

 まぁ、ここまでがヘタレM男の限界だったでしょう。

 苦痛と快楽というステージには至っていなかったように思う。
 
フォアハンドショット


 実は昨年、桃太郎さんというナイスな鞭職人の方と知り合いになり、少し考えが変わりました。岡山でお会いした古参M男の達人さんも独学で鞭を自作されていましたが、「鞭」というアイテムへの距離感がぐっと近くなりました。従来は妄想の中だけにしか登場してこなかった鞭が現実味を帯びてきたのです。

 それと同時に鞭で打たれる痛み、その苦痛に耐える快楽のカオスにも興味が湧いてくるから不思議なものです。

 本当に痛いのは、やはりツライし怖い。しかし打つ女性が気高く美しく、心底崇拝できる相手であることを認めるならば、苦痛が快楽に昇華するという感覚も少しだけ知ったような気がしています。
(あくまでも「気がしている」だけで、「知った」とまでは言えないレベルですけど...)

 鞭肌になってしまうほど本気で打たれてみたいとまでは思いませんが、鞭への意識が明らかに変わってきたことだけは言える。鞭というか、特に一本鞭、そして追い鞭とか乗馬鞭、またケインなど、肉体へ物理的に強いダメージを与えるツールとしての鞭と、それらによってもたらされる苦痛、そして究極的にはその苦痛を与えてくれる相手への精神的な服従と支配されることへの喜びを模索してみたい... 

 そんな感じなのですが、何か間違ってますでしょうか?

鞭を持った後ろ姿_2

 *イメージは Whipping Mistresses さんから拝借させて頂きました。




【関連エントリー】  鞭が苦手とか言いつつ、鞭ネタが多いのは何故なんだ...


■ 鞭の美と価値




■ 正しい鞭の打たれ方

PU_正しい鞭の打たれ方



■ アメか鞭か

■ 鞭で打たれる時


■ 鞭で打たれたい
PU_Kurotani_whip.jpg


■ 鞭で打たれてみる


■ 鞭のフェティシズム

PU_whipping.jpg


■ 女子中学生が男を鞭打つシーンのテレビ放映

■ 鞭占い

■ 鞭打ちの刑

■ 久々に鞭ネタ


■ 顔面騎乗されながらの鞭打ち

PU_顔面騎乗されながら鞭打ち


■ 鞭の魅力

■ 責め待ち刻

■ お尻ぺんぺん

■ 拝啓、鞭フェチM男様




■ WhippingMistress





 
m(_ _)m

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アダルト動画:Whipping Mistress





関連記事
[ 2010/01/13 16:20 ] 鞭ネタ | トラックバック(-) | CM(6)
鞭、良いですね。

私は、
打たれてなお
立ち上がってくる健気さと、
打たれるのを待つ間の
駆け引きが好きです。

鞭打たれる嗜好は
残念ながら無いのですが、
自分が女性だったら…と
考えることはあります。
これも幸せかもと。

占い、
「布団たたき」でした。
なんか情けない。(笑)
[ 2010/01/13 17:53 ] [ 編集 ]
 お久しぶりです。お元気そうで。

最近、実はそちらのブログに触発されて「人間の土地」を読みました。

サン=テグジュペリは他の筆者による関連本は随分読んでいたのですが、「星の王子さま」以外は読んでなかったので、じっくりと年末に読んだのです。

 パイロットという新しい職業による人との特殊な結びつきと感性に惹かれましたね。

印象に残る一説。

  真の贅沢というものは、ただひとつしかない。

  それは人間関係の贅沢だ。 ( p.42)


もし鞭で打ってくれる友人(女性)がいたら、それは確かに最高の贅沢だと思いました ^^;;;

> 鞭打たれる嗜好は
> 残念ながら無いのですが、
> 自分が女性だったら…と
> 考えることはあります。

 これは、あの~、(自分が女性だったら)打たれてみたいかも?ということですか?

 打ってみたいとも解釈できる微妙な書き方なので、気になる。

  僕のマイミクさんたちの報告によると、ノーマルな人は布団たたきと出ることが多いようです。
 
 
 今年もよろしくお願いします。




 
[ 2010/01/13 18:46 ] [ 編集 ]
拙いブログをご覧戴いているようで光栄です。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

「人間の土地」
生を実感できる人生かもしれません。
ちょっと危険思想かもしれませんが。

>これは、あの~、(自分が女性だったら)打たれてみたいかも?ということですか?

分かりにくくてすみません。
(自分が女性だったら)打たれてみたいかも?
です。

子どもの頃からちょっと倒錯していて、

 -自分が女性だったらこんなことされたい
 -でも、男だからそんなのダメだしイヤだ
 -だから、そう願っている女性にあんなことして
 -幸せそうな女性を眺めて内心うらやましいなぁ

どうやら女性に自己を投影して
自分がされたいことを女性にやっているようです。
でも、
男が捨てられなくて女装とかダメ。(苦笑)

へたれです。
「布団たたき」だし。(笑)

[ 2010/01/13 20:19 ] [ 編集 ]
拘束台に固定して鞭打ちって・・・どっちもすごい快感なのでしょうね・・・今奴隷に拘束台を自作するように命令しました!果たしてちゃんと完成するのだろうか・・・?
その時はバラ鞭もですね!!
[ 2010/01/13 20:23 ] [ 編集 ]
こんばんは。 

『痛いのは苦手』なのは最初は皆同じだと思いますが、、。僕も最初に『中野クイーン』で『ちょっと痛いわよ』と言って打たれた時は、脊髄から脳の全ての神経に火がついたみたいな気がした記憶があります。が、肉体的な痛みには必ず『慣れ』が生まれるので(運動の練習でも同じ)、同じことを二度三度と繰り返すと、何故か耐えられるようになります。
それより重要なのは、『支配されたい』という気持ちの問題ではないでしょうか? この辺を話しだすとコメントだけでとんでもない長さになるので割愛しますが、SMして気持ちよくなりたいというより、『支配されたい』と思っていると、必然的に一番嬉しいのが鞭打たれる事になると思います。

M男のくせに長いコメント失礼でした~~。

鞭フェチM男
[ 2010/01/14 00:04 ] [ 編集 ]
 鞭フェチM男さん、コメントありがとうございます。

ベテランM男性の話のよくわかる「深いイ~い」コメントは大歓迎です。

う~む... つまり「支配されたい」とまで思う前に、鞭で打たれるのはあまりよろしくないのでしょうか...
 
 そういう人間関係的な面が大切なのでしょうね。

 残念ながら僕にはまだそういう出会いがありませんから、とりあえず好きになった人に、顔面騎乗をしてもらい、その後で、信頼関係を構築してから、鞭へとステップアップしていくのがいいのかもしれない、などと 日記には書いておこう。


[ 2010/01/14 15:12 ] [ 編集 ]
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