
顔面騎乗についてはまだ多くの謎が残されている。
そもそも顔面騎乗とはいったい何であろうか?
典型的なイメージとしては、男の顔の上に馬乗りになって座る文字通りの「騎乗」がよく知られている。
しかしそれ以上に、女王様が立った状態で、そのお尻に顔を密着させるスタンディングスタイルも多く見かける。
お尻そのものへの愛慕であり、西欧BDSMの用語ではAss Worship(お尻崇拝願望)などとも呼ばれている。

どうして男は女性のお尻に憧れるのか?
しかも手で触るとか愛撫するのではなくて「顔に座られたい」というなんとも不可思議な願望。
変態やマゾばかりでなく、ノーマルな男性にもこうした欲望が認められるのはなぜか。
よく言われているのは心理学による「子宮回帰願望」だ。
つまり生まれ故郷への無意識なノスタルジー。
もしそうであるならば、女性にもこの願望がなければならない。
しかし女性の場合は、自分自身の内部にそれを持っているという身体上のハンディがある。
究極的には男にしかわからないこの願望は実に意味不明ではある。
しかし、わからないからといって
放置しておける問題ではない。 最新の研究成果をもとに、冷静に顔面騎乗の構造理論について考えていきたい。

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