
絵を上手に描こうと思っても描けない人はたくさんいる。
上手に描けたとしても、評価されない人もたくさんいる。
ごくあたりまえのことである。
何かを実現しようとしても、上手くいかないことの方が多いのが現実なのだ。
試験がうまくいかない。
仕事がうまくいかない。
人間関係がうまくいかない。
SMクラブでうまく逝かない。
女王様だって一生懸命やっているのにM客は満足しない。
世の中自分の思い通りにいかない。
だからといって、「なんでなんだチクショー」といって人殺しをする人は少ない、はず...
しかし、少ないとはいっても、いることはいる。
例えば借金から、そして憎しみから、人は様々な理由で自分を見失い、挫折する。
それにしても、ネット掲示板で無視されたぐらいで、自殺したり人を殺したりすることができる感覚が、
どうにも理解できない。
それで人生が終わるわけじゃないんだし。
昔は「キレる」という表現自体なかったと思うが、最近はキレる人が増えたらしい。
僕はムカツク程度で、キレるとこまで行ったことはこれまであまりなかった。
去年ちょっとあったけど、でもキレて怒鳴るぐらい、もうどうってことないのか、って思ったりもする。
キレること自体は人として避けられないのなら、その時どうすればいいのか。
そして、その後は?
そういうことを教育や行政で、なんとかなるものなのだろうか。
容疑者や被告が、裁判で全貌を明らかにしたからといって、本当に再発防止に役立つのだろうか?
こればかりは試験にも出てこない。正解はないような気がする。
いくら勉強しても、解けない問題が世の中にはあるのだということを、僕たちは学ぶべきだろう。
ない正解を見つけられないからといって、不合格ということになはならないのだ。
別に不合格でも、かまわないし...
キレる直前の自分に落ち込むことも多いのだが、その程度ですんできたことで少しだけ救われる。
たまたま街なか歩いていて、キレた若者に殺された人たちには申し訳ないけれど、それが僕でなかったことに、
ちょっとだけ感謝している。
被害者にも、そして加害者にもならなかったことに....

みんな、なんでクリックしてくれないんだチクショ~ウ!
ランキング下がっちまったじゃねーか (`∧´)
あ、怒ってないからね~ ^^;;;;;
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どうしてキレるの?
そんなことを考えさせられる事件相次ぎましたね。
教育でも行政でも無理だと思います。
キレないためには、
自分の中の「怒り」という役者の出番を上手に作っておいてやることかな?と私は考えています。
ところで、奇譚クラブの挿絵 感動ものですね。