海外には日本と比べるとアブナいサイトが多い。鞭打ちサイトは正視できないほど残虐なのはザラだ。
鞭フェチM男さんも
心配されていましたが、この世界では老舗の大手サイトが突然消えていた。

実は昨年、
Whihpping Mistressの記事で注目し、さっそくこのサイトからある作品を購入していた矢先だっただけに僕もショックを受けております。
なにしろ今年の元旦に
年賀状で使った画像や、
責め待ち刻 にも登場させていた画像は、ここからゲットしていたイメージで、もろに影響を受けていました。
これからもムービーをダウンロードしようと思っていたのにい~ぃ、残念! (>_<)
いったい何があったのでしょう?
考えられるのは、鞭で打たれて喜んでいると思っていたけれど、出演者が実はそこまでのドエムではなく、あとで誰かが悔しまぎれにリークして摘発の引き金になったのではというケース。
日本のSMクラブでも、客が怪我してあとからどうのこうのといったイザコザはたまに聞きます。
噂では当局の摘発を受けて撤退したのかさせられたのか、真相は定かではありませんが、もしご存知の方がいらっしゃいましたら、二次情報でもなんでもよろしいので、Whihpping Mistress さんにお知らせ願います。(もちろんこの記事へのコメントでもオッケーです)
まぁ、ねえ... 。コンテンツがアブナいからといって、そのサイトが悪いとは限らない。
むしろ、やっている人たちはみんないい人ばかりなのだが、ただ、敵も多いのだろう。
敵とまで言わなくても、理解はされにくい。「キモいことやりやがって」みたいな?
この種のサイトはいつ消滅してもおかしくないのかもしれません。
例えばこんなの ↓

ここもけっこう古くて、僕のお気に入りだった Tall Goddess という魅力的なミストレスの流れを継ぐFemdom 系の有名サイトですが、今回消滅した Cruel Amazon に比べるとずっとゆるい。
だから息が長いのでしょうか...
確かに Cruel Amazon のコンテンツはハードでエグい。レベルの高い一流のFemdomサイトだった。
そういう意味では、僕のこのブログなんかはユルユルだと思いますけど、過去に何度か削除されています。
摘発というよりは誰かさんの反感をかった程度だったのですが、いずれにしてもアブノーマル系は肩身が狭い。
ノーマルなブログよりは嫌がらせや攻撃を受けやすい。
文句を言う筋合いではないけど、なるべくならほっておいて欲しいんだけどなぁ...
わかって下さいとは言いません。ただ、「好きな人だけが読んで下さい!」っていう...
変態かもしれないけれど、人畜無害 なのです。
「奇譚クラブ」もかつて当局の弾圧を受けて休刊した時期がありました。
濡木痴夢男の書いた小説が原因で発禁処分になった経緯が「奇譚クラブの絵師たち」に詳しく書かれています。
濡木さんは逮捕こそされなかったものの警察から事情聴取を受け、その時に刑事から:
「変態というのはね、それだけで罪悪なんだ」 と糾弾されたのだという。
(もっと理不尽なことも言われたらしい。まったく酷い話だ)
ここで問題になっていたのは、裸の女性を縛ったりするという表現や撮影のことで、(もちろん合意の上のこと)
顔面騎乗されたり、鞭で打たれたがっているM男の存在なんてお上は知りもしなかったでしょう。
それはともかく、アブノーマルなメディアというのは何故か反体制的と見なされ、危険視されてしまう。

同じころアメリカでも上院議員が公聴会を開き、ポルノの有害性を声高に叫んでいた。
ある少年の不審死(ボンデージ衣装のまま
ベティ・ペイジの写真を手にして死んでいた)事件が発端でした。
SMやボンデージは共産主義より脅威的であるとその議員は主張し、アメリカは国家をあげてポルノ撲滅運動に乗り出し、とりわけBDSMは忌み嫌われるべきものという世論が形成された。
そういう政治的な状況もあり、当時の日本もアメリカへ右ならえしていたのでしょう。
あれから半世紀以上が経過し、ソ連は崩壊しベルリンの壁もなくなったのに、世界中にアブノーマル・カルチャーが蔓延している。あの当時の上院議員には、ある意味で先見性はあったのかもしれない。
しかし「アブノーマル」が反社会的とか、人民に脅威かと言えばそれは違う。
それ以上に意味不明なテロや凶悪犯罪が増え、人びとの疎外感はますます深刻になってきている。
実はそれらを
癒しているのが倒錯願望やアブノーマルな活動 でもある。
(アメリカでは政治家や議員がSMクラブの上客であることは有名。ゲイも多い)
青少年に悪影響を及ぼす可能性を否定しないし、何かと問題があるのも事実ですが、善良な人びとが、人知れずこっそりとヘンタイ行為を楽しんでいるのもまた事実なのです。
その方面の趣味のない方には意味不明ではあっても、けして虐待ではなく、犯罪でもない。
消滅したサイトの関係者にしても、少しやり過ぎたきらいはあったのかもしれませんが、根はいい人たちだったのだと僕は信じている。
だからといって、僕がいい人とは言いません。僕は自分勝手な人間です。
このブログを始めた頃は、好きなこと書いて何が悪い?と思っていました。
しかし、変態的なことを表現するリスクをだんだん自覚し、少なくとも人様にご迷惑をおかけしないようにすべきということは学んできました。
それでも、僕のブログを読むことで不快感を与えてしまうことについては、勝手ながらどうか読まないで下さいネとしか、言えません。
だいたい「M男なんて存在自体がキモイ」だとか思っている人たちには、何も言うことはない。
たまたま読んでしまったアナタが悪いのです。何事も自己責任だと思います。
でも、そういう人たちにだって、もしもわかってもらえるのであれば、
「マゾというのも、けっこう気持ちいいですよ~ ^^/ 」 ... ということを僕は言いたいだけなんですけれど、どこか間違ってますでしょうか?
・・・ m(_ _)m
↓

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ーーーその通り~~!!
これ、世間では中々理解してもらえないのですよね~。