
高校生の頃、英語の勉強によくペーパーバックの原書を読んでました。
自分が一番興味のあるものを選んで読みなさいと先生に言われて最初に買ったのがこれ。
表紙買いですな ^^
この当時、日本のSM雑誌にもここまで洗練されたビジュアルは見られませんでした。
テーマ以前に語彙力の問題で、最初はほとんどまともに読めません。
しかし、どんなことが書いてあるのだろうという強い好奇心から、辞書とにらめっこしながら読んだものです。
なぜか買うのは、打たれたいわけでもないのに「後ろ姿に鞭」という表紙が多かった。
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右上にベラスケスの「鏡を見るヴィーナス」が見えます。
このような絵を飾っているミストレスの部屋でなら、鞭で打たれてみるのもいいかもしれません。
わからなくても先生に質問に行けないし、想像力が培われました。
このおかげで難しい英語の長文に対するアレルギーが軽減され、読解力はついた。
英語の偏差値は高校入学時に平均55ぐらいだったのが、1年後には70ぐらいまで上がってました。
期末テストの点数と違って、標準偏差というのは短期間でこれほど激的に伸びるものではありません。
文法や英作文なら多少のつけ焼き刃がきくものですが、英文解釈や長文読解力の場合は、ひたすら読み込むしかないのです。
辞書を使わないで100ページも読んでると、知らない単語があってもストーリは追えるようになります。
最初のうちはわからないことが多すぎてストレスがたまるんだけど、やがてそれが苦痛に感じなくなる。
だからマゾヒズムに通じるようなところがあり、このやりかたはM男君に絶対おすすめできますね。
英語の成績で悩んでいる若い人や、TOEICや英検など目指しているような人には、マジでこの方法は有効です。会話力も飛躍的に向上します。
勉強のためにつまらない英文を無理して読むよりも、楽しみながら読めるようになれるほうがずっといいでしょう。
Sardaxの新刊か?と思ったらそうではありませんでした。
著者は女性で、
ブログによればライターや編集の仕事をしているようですが、元ミストレスです。
お決まりのFemDomストーリーで、ちょっとSFっぽいところもあり、星新一のショートショートのような構成。
各話に1枚、Sadaxの挿絵もおしゃれです。
・・・・ m(_ _)m
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