
数々の熱いドラマが繰り広げられたバンクーバーオリンピックが幕を閉じました。
浅田真央選手のファンには本当に申し訳ないのですが、正直に言うと、彼女に僕は顔面騎乗をして欲しいとは思えないのです。
( ↑ そんなこといちいち正直に言わなくてもいいのに...) 「かあいらしい女の子」という表現がぴったんこの真央ちゃんには、ロリコン的な魅力を感じても、Femdom的な高貴さは希薄です。
そういう意味では、キム選手には崇拝したくなるような気品を感じる。
特に美人というほどではないにしても「女王様顔」している とても真央と同じ年齢には見えない。
しかし真央の精神力はずば抜けていると思いました。だからこそ後半のジャンプでのミスが自分的に許せなかったのでしょう。あの悔し涙はそれに尽きます。
あどけない表情に隠れた強靭なメンタリティがあればこそ、あの大舞台での重圧に堪え、銀メダルを獲得できた。
ちょっと甘くみてました。
見かけにだまされていたような気がします。
まぁ、個人的には(顔面騎乗的には)どうでもいいと思っていた真央ちゃんとキム選手の活躍に胸を打たれました。
この数日間TVでSPやフリーでの二人の演技を何度も見てきましたが、真央ちゃんの選曲についてはちょっと残念に思いました。
特にフリーの音楽「鐘」は19歳の少女にしては難しすぎたのではないか。
あのロシアのカリスマコーチは、真央ならやれると信じて難解な音楽と複雑な振り付けでプログラムを組んだとは思うのですが、真央の持ち味を本当に生かしきれてはいなかったように思います。
芸術性は高いし僕は好きですが、結果的には真央は深いところまで解釈できず、表現しきれないで終わった。
そしてジャッジや観客もそのパフォーマンスのレベルの高さは認めつつも、キムの演技ほどは、魅了されなかった。
キム選手はSPもフリーも音楽はノリがよく、構成もシンプルにまとめていました。
オリンピックはスポーツです。
単純なわかりやすさのほうが、難解な芸術点よりはポイントが高いような気がする。
キム自身が余裕たっぷりに楽しみながら持てる力を出し切ったという印象は誰もが持たれたのではないでしょうか。
芸術点というのは、ある意味では「お色気」とも言えます。
真央ちゃんはこの点でも苦しみながらギリギリのところで勝負していた。
明暗を分けたのは、二人の実力差というよりは、このあたりにあるのではないかな。
実力や才能という意味では、真央ちゃんのほうが上という気もします。(身びいきもあるかも)
まだ若い彼女は充分に次の金メダルを狙える位置にいます。
4年後は23歳となる
真央様には、
顔面騎乗してもらいたいと思えるような活躍 をしてもらって、もっと多くの人びとに夢と勇気を与えて欲しいと願っています。

・・・・ m(_ _)m
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