
フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルター 「Queen Victoria Family 」ーThe Queen's Gallery, Buckingham Palaceー
西洋絵画における肖像画には、権力や威厳の象徴という意味あいもあり、王侯貴族の専属宮廷画家には、芸術性よりも権勢の実現という使命がありました。
近代以降、写真の普及により肖像画の持つ役割も変わってはきましたが、パトロンの名声や地位の誇示という属性は相変わらず引きずっていると言えます。
現代のM男にとって自分が崇拝するミストレスの権威を誇らしげに主張することがもし許されるとするなら、ミストレスの肖像画の依頼主になることではないでしょうか。

もちろんミストレスへの最高の贈り物としても喜ばれます。
今やBDSMの世界における、女王様の肖像画家の第一人者は英国の
Sardax でしょう。
世界中のM男は自分の敬愛する女王様の肖像画を、Sardaxに依頼することが可能です。
実際にadmire と称されるM男氏の依頼によって制作されたポートレイトが
Sardaxのサイトで公開されています。
*上のホットテキストから一発でジャンプしない場合があります。その場合はTopページから enter で入り、
agree → Free Area と進んで、一番下の「Portraits」をクリックして下さい。
ダイレクト URL:
http://www.sardax.com/extpages/portraits.html 値段はサイズやイラストのタイプによって様々ですが、目安としては、単色インクによるペン画A4サイズで300ドル(US)前後となっているようです。
インク画の作品例。
詳しくは Sardaxのサイトにある
コミッション(料金)のページをご覧下さい。
http://www.sardax.com/extpages/commissioning.html 水彩画になると千ドルを越えてしまいますが、小さいインク画であればリーズナブルな価格だと思います。
なにしろ、世界中のミストレスはSardaxに肖像画を描いてもらうことにある種の羨望を抱いていますし、その依頼主となることはM男としての最大の忠誠心を示すことにもなるはず。
これは水彩画(watercolour)の作品。モデルは英国のMistress Akella

Sardaxの筆致はヴィクトリア女王お気に入りの肖像画家ヴィンターハルターを思い起こします。
( オーストリア皇妃エリザベートの肖像画 を以前紹介しました)
いかにもクイーンズ・オヴ・イングランドのミストレスといった雰囲気のAkella女王様

ミストレスの写真を送り、自分のファンタジー伝えてイラストの世界をリクエストすることも可能ですので、英語に自信のあるM紳士諸兄はSardaxにメールを送ってみてはいかがでしょうか。

日本のミストレスたちのポートレイトもSardaxは描いている
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m(_ _)m
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