
先日、北川プロの新作DVDの件で打ち合わせをしてきました。
北川プロを支援するM男性だけで運営される非公式で非営利な団体があります。
会員総数は500名を越え、各都道府県と米国、カナダ、オーストラリア、そしてイギリスに支部があり、各地の支部長が年に一度東京に集まりナショナル・コンベンションを開催しているのです。
この組織のことはこれまで公になっていませんでしたが、今回僕が初めて特別に参加させてもらったことで、おおよその概要を知ることができました。
実在する団体なので詳しいことをここで書けませんが、この北川プロ・ネットワーク組織の会員は大企業の社長や政府の高官、医者や弁護士など、社会的地位が高く裕福な人びとばかりで構成されています。
彼らは個人的な立場から、全くのボランティアで北川プロを資金的にサポートしているのです。
北川プロの作品に全頭マスクで出演していたのは、こうした人たちなのでした。
今回僕が監督することになった経緯には、このM男団体のある人物からの推薦があったからです。
会議の議長は北川繚子さんで、僕は約30名の支部長たちを前にして自分がこれから製作しようとする作品のプレゼンテーションをしました。
タイトルはもう最初から決まっていました。
というか自分では決めていたのですが、この全国支部長会議で了承されることが形式的に必要だったのです。
タイトルについては、とりあえず撮影をし、編集が完了してから決められることもあります。北川さんがよくそのスタイルでやっていますが、今回は最初からテーマも構成も決めてあるので、もうこの題名しかなかろう、ということで満場一致で正式に可決されました。

「顔面騎乗に花束を!」
な~んだ!ってな感じで、意外性も何もない、ありふれたタイトルでしょう。
今回は個人でブログをやっているだけの、素人のヘタレM男がどれだけのことが出来るんですか?という疑問系にどのようなかたちで応えるのか、そういうことがポイントになるかと思います。
無名のブロガーによる初の監督デビュー作品。現時点でウリのポイントはこれしかありません。
女王様次第という面もありますが、とりあえず誰が主演女王様になったとしても、「売れる」「面白い」「抜ける」の三拍子そろえた作品にするための根拠を示さなければなりません。
1ヶ月前から準備していたプレゼンを僕はなんとか無事に成功させることができました。
この支部長会議の結果、女王様の出演人数に関わらず、製作費は総額2千万という予算が可決されました。このうち半分は製作実費で、プレス枚数を初版100万本。AV業界初のミリオンセラーを目指すことになります。
スタッフ編成もかたまり、これでいよいよ製作がクランクインします。来週から主演候補の女王様にオファーをしていくことになります。
【関連エントリー】
1 ヘタレMが北川プロの作品を監督したら 2 女王様という名の女優3 キャスティング 4 北川繚子 5 ある日の会話 6 スタッフ編成 7 S男性のカメラマン 8 女子高生の顔面騎乗 9 別の日の会話 10 M男優 11 女王様とM男の関係
m(_ _)m
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