元アイドルのAV女優というのは今時珍しくもないが、やはり経歴としては大きな意味があるのだろう。
いきなりアダルト業界からデビューするよりは、かつては清純派タレントとして活動していた記憶やその経験が、キビシい競争社会を這い上がるためのタフな精神力を支えることにもなるかもしれない。
ある意味で「堕ちた天使」のような、転落した立場を自分でどのように処理していくのかが問われる。
(そういえば、小向美奈子はどうしているんだろうか.... *過去記事
落ちた天使・小向美奈子 )
堀越学園を卒業後にタレント活動をあきらめ、2年間のフリーター生活を経てから、悩み迷った末にAVデビューを決意したという
原紗央莉にとって幸いだったのは、「落ちぶれた」というほどの過去の栄光がなかったという点ではないだろうか。
それほどパッとしてなかったんじゃないかな。よくは覚えてないけど。(というか興味なかったけど)
むしろ今のブレイクぶりのほうが凄い。
僕はそうは思わないけれど、AV女優というのは元アイドルにとっては「負け組」を意味するのだろうか。
何も考えずにフェチ動画に出演する素人の女の子に比べれば、本音で勝負する彼女の生き方は魅力的だ。
ファンにとっては、元アイドルという付加価値はそれほど重要ではない。今が大切だと。
極論すれば、活躍の場が銀幕だろうがAVだろうが、いい女であれば全く関係がない。
特に、僕にとっては顔面騎乗向きのお尻であれば、DVDを買うのである。

さすがにAVのスティール撮りはエキサイティング。
そこらへんの甘ったれたアイドルには真似できない「勃起力」が感じられる。
こういう素材だったとは加藤まい時代には気づかなかった。
ぬるま湯のアイドル・グラビアだと、なかなかそこまでわからないことが多い。
ちなみにこれを見て、北川繚子さんの名言を突然思い出す。
「顔面騎乗に理想的なお尻は 逆ハート形をしている」

まさにこれがそのかたちではないだろうか。
だいぶ前に、
原ちあき(北原佐和子?)というアイドルがSMビデオに女王様デビュー?めいた話を書いたことがあるけれど、通常のアダルトビデオよりは、敷居が高い(あるいは低い?)のがSMというカテゴリーだ。同じAVでも性質が全然違う。
SMクラブの職業女王様にとってなら、SMビデオ・デビューがステイタスシンボルとなり得ても、元タレントや芸能人にとっては、難しいものがあるかもしれない。
原紗央莉は母方の祖父がドイツ人らしい。
それだけで由緒正しいミストレスの血筋を受け継いでいるように思える。
この鋭い「目ちから」は、一度挫折した人間だけが持つ、一筋縄ではいかないしぶとさみたいなものを感じる。
以前と違って「SMだから」と色めがねで見られる時代でもない。
飯島愛 のような勝ち組を目指し、女王様キャラクターとしても活躍して頂きたい人材だ。

m(_ _)m
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暴力的なのが悪いのか。S男がM女をいたぶる世界はまずいが。鞭を手にした女性はむしろ男も女も憧れる存在。一種のファッション。ふりおろすかどうかは別にして。ハイヒールも同じ。
ファッションとして捉えるなら、S女性はOKでしょう。
M男性は……、裸で四つ這い。カッコ悪い。靴舐めたり。キモい? うーん、M男性をカッコよくみせると、もっとSMの敷居が低くなるかも。