
マゾヒストにはなぜ足フェチが多いのか。
その一つの解答が
マゾヒズム文学の世界で明快に説明されています。
―足への執着―谷崎のスクビズム(2) 「富美子の足」論~やっぱり足が好き! 僕自身は足を人間の身体の中で「下位」には観ていません。
むしろそれを言うなら女性のお尻をスクビズムの対象として観てるのでしょう。位置的に足よりは上にありますが、足より上位とか尊いという感覚ではないようです。
ただ、足で踏まれるよりも顔面騎乗を好む理由としては、スクビズムだけでは根拠が不足すると思われます。
足で踏まれるのも好きだけどne それはともかく、女性の特定の身体部位を神として崇拝する概念はマゾヒズムの基本的なコンセプトです。
谷崎文学の名作「富美子の足」で、塚越老人が富美子の足から滴り流れる水を神酒として飲む描写は、近代日本文学史上最も美しいシーンとして永々に語り継がれていくべきです。
これがおそらく嚆矢となり、女王様の足や太ももを媒体としてお酒などを飲むという普遍的なファンタジーがM男の脳裏に焼きついた。
北川プロの作品でも登場!

作品 No.178「舌奴隷・美脚の洗礼」 Kika 女王様 「
富美子の足」は先日ドラマ化され、テレビでも2度放映されました。
全国の足フェチファンのみならず、SMクラブの女王様やノーマルな一般ピープルをも巻き込み、反響は大きかったようです。
見逃してしまった人に朗報。今なんと、渋谷の映画館で
公開中!!
加藤ローサの足を舐めまくる老人の姿を迫力の大画面で見られるとは、なんて素晴しい!
だけど、それを観ているおっさん連中は、ほとんどが足フェチかマゾか変態ばかり?
ちょっと、そんな場所へ行くのはためらわれるかもしれません....
若い人はぜひ彼女を誘っていきましょうね!
いや、なるべく若い女性が集団で見て欲しい映画です。

定期購読リストに
マゾヒズム文学の世界を追加しました。
ここ、確か以前はHP形式のサイトであまり動きがなかった気がしますが、最近ブログとしてリニューアルしたようです。ブログだとRSS情報の取得で更新状況がわかりますので、
試験に出るSMの傾向と対策として、受験性の皆さんは最新情報を常にチェックしておいて下さい。
【関連エントリー】
■ 平安時代の足フェチ■ 試験に出る顔面騎乗 ■ 加藤ローサの足■ 試験に出る春川ナミオ■ マゾのお酒の正しい飲み方
m(_ _)m
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はじめまして、「マゾヒズム文学の世界」を書いている白乃勝利と申します。
記事を取り上げていただいき、ありがとうございます。
こんなメジャーなブログで、でかでかと取り上げていただいたことに驚いて、見た瞬間なぜかちょっと笑っちゃいましたよ。本当に嬉しいし、光栄です。
いやー、足はいいですよね。
今回の映画化で原作も注目され、「谷崎の本性」がもっともっと世に広まってほしいなと思います。
Homerさんのブログは以前から読ませて頂いており、このたびのリニューアルでリンクを貼らせていただきました。
毎日のように更新されるのが、本当にうれしいです。軽快に面白く書かれてるんだけれども、すごく知的で勉強になります。画像も綺麗で刺激的です。
私のほうは、少し時間的な余裕ができたので、今少しづつ書いています。また気力が尽きて更新長期にが止まることもあるかもしれませんが、懲りずにたまに見に来ていただけると幸いです。
それではまた。