このようなセッションであれば、風俗営業にはならないのか?
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Photo by Doris Kloster
先日、SMクラブが世間からメノカタキにされていると
書いたが、それは変態のひがみなのであって、実際はそんなことはない、と信じたい。
そりゃ、個人的には多少のウシロメタイものを感じることはあっても、法的に、社会的に公然と差別される筋合いではなかろうもん。
ところがこの世界は、無知や誤解もはびこっていて、それが原因で不必要なコンフリクトも発生しやすい。
夢楽園を
ファッションヘルスとして紹介しているサイトがあった。本体のHPは消滅しているのにまだ残っているところを見るとわりとイイカゲンなサイトなのかもしれないが、夢楽園の経営者がそうと認識していなくても、「ヘルス」という認知のされかたもしていた事実がここにあったことになる。
もし夢楽園がきちんとした風営法の届け出をしていないのなら、こういう紹介のされかたをしていることが問題であろう。風俗営業でなければ、小学校の近くにあっても違法ではないのだから。
実際の営業内容は、僕の印象ではヘルスにはあたらない。あたるかどうか極めてビミョーだが、テコキだけが問題になるとは限らないところがグレーゾーンと言えそうである。
風営法第2条第6項・第7項が定めるところの:
「異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業」 これがいわゆる手淫、つまり射精を促す行為であると一般的には理解されている。しかし文章の字面だけ読めば、射精を目的としているとは明示されていない。
つまり考えようによっては、顔面騎乗も該当する可能性があるし、お馬さんごっこだって跨がっている女性が「客に接触する役」を担っていると言えなくもないのである。
だから、ガサ入れで踏み込まれた際に「射精」の証拠がなくても、女王様が客の身体のどこかに触れているだけで、それは規制の対象となる現場をおさえられたことになってしまうような気がする。
このあたりの法的解釈や運用の判断が、恣意的になされているのではないかと思える部分。法律(文章)のつくりかたもさることながら、その捉え方に幅があるため、差別なのか不公平なのかはっきりしない。
おそらく夢楽園は、モグリでファッションヘルスをやっていたとは考えていなかったのではないだろうか。「射精産業」ではない「純粋なSMクラブ」を営業しており、違法性の認識はなかったのかもしれない。ライブドアのように違法性の認識がなかったからといって悪くないとは言えないが、ここでは誰かに迷惑をかけたとか利害関係は発生しておらず、客が射精に至らず満足できなかったからといって、クレームにはなっても、法的に告発される理由はない。
抜きがなくとも満足していたM客はいたはずである。逆に、顔面騎乗されただけで逝ってしまうマゾも存在するだろう。
夢楽園が健全な接客の一つと想定していた「女王様が客を鞭打つ行為」について考えてみよう。鞭を「行為者の身体の延長」と解釈するならば、「客に接触する役務」に相当すると言えなくもない。大事をとって店側がそのように拡大解釈し、届け出をすれば、今回のケースでは近くに小学校があったので営業停止になってしまう。だからこそあえて届け出をせず、健全な営業(つまりテコキなし)を行っていたのではとも考えられる。
詳細は不明だし根拠はないけれど、社会的に絶対に必要な摘発だったのかどうかは疑わしいと思うのは僕だけだろうか。
夢楽園は優良店として安定した評価を得ており、小学校の近くにあったぐらいで摘発される理由は見当たらない。関西在住のマゾヒストたちは早急に団結し、不当逮捕を訴え、その問題の小学校のPTAを説き伏せて署名運動を展開し、夢楽園救済の闘争活動を開始して欲しい。
出来るワケないか、そんなコト... (>_<):
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多数の方々から夢楽園に在籍されていた女王様の消息をお尋ねのメールやコメントを頂いておりますが、残念ながら存じません。
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また、お店のHPは、トップページが削除されていますが、各女王様のプロフィールページなど下層ディレクトリーがまだ健在ですので、いずれ再起動の可能性がまだ残っている期待が持てます。
夢楽園の関係者、ファンの皆様のご健闘をお祈りします・・・ラシオラのように復活するといいですね。
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