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[ 2011/12/31 00:02 ] トップ画像 | トラックバック(-) | CM(2)
初めまして、いつかも曖昧な程ですが以前に管理人さんの記事に行き当たり興味深くまた何よりも楽しく読ませて頂いた覚えがあります。
私は十代から愛する者の裏切りに何より惹かれるタチに目覚めてしまい、今日も今さっき電車を待ちながら、何とも無しにマゾッホの逸話について検索してみたらまたここに辿り着いたというところです。
来年の抱負なども語っておいでで相変わらず意欲的なサイトとしてこうした場があってくれるのはニッチな趣味の僕らにとても有難いことです。
あまり表に出せない嗜好であるし、話して共感し合う仲間を持つのも簡単ではありませんから。

今でこそマゾヒズムの一種あるいは極致として「寝取られ」というものが有名になっていますが、僕は最初、そうした嗜好が世にあるとは知りませんでした。ただ好きな人が他の男に乱暴なやり方で後ろから犯されるのを(それも凄まじい快悦に冒されながら)幻視して、言語に絶する狂乱と苦痛の中に何故か異常な惹き付ける甘美さを見ました。それから一、二年は随分葛藤に苛まれましたが、今ではとても上手く付き合えています。互いに手を繋ぐことすら初めての相手であった、十年来になる恋人と、心から愛し合うサドマゾヒストとして生きています。

僕の極端なまでに深い、裏切りによる苦痛への渇望。本来優しく清楚な彼女が乱れる姿への欲望。
同時にそんな彼女を死ぬほど支配したい加虐嗜好、同じくらい惨めなまでに冷酷に支配されたい被虐嗜好、全てを互いに楽しんでいます。
人間は間違いなく痛みを与えること・与えられることという両方の快悦願望を矛盾なく持つものだし、理解者とそれを共有し合えるのは幸福なことです。
[ 2011/12/31 14:46 ] [ 編集 ]
 コメントありがとうございます。

そうですか、寝取られですか....

寝取られって、難しいです。

まず相手がいないと始まりません。

それも相思相愛のほうがいい。

そして、オプションで追加料金を払うようにして裏切ってもらえるようなものではないでしょう。

 幸運にもパートナーと出会えたとして、ギリシア人の登場を待たなければならない。
 
 マゾヒズムの中でも最もハードルとステージの高い、究極の領域だと思います。

 僕のブログではこれまでほとんど取りあげたことのなかったテーマなのに、そういう嗜好の方からこのように崇高なコメントを頂きまして、ちょっと驚きました。

(未知の領域への好奇心から、ちょっとだけ書いてました)

http://homer.blog33.fc2.com/blog-entry-322.html


 僕が「毛皮を着たヴィーナス」を読んだのは、マゾヒズムを自覚してから随分後のことでしたが、読んだ後でも「寝取られ」についてはよくわかりませんでした。

 春川ナミオの作品にもこの種のものを描いたイラストが何点かあるのですが、僕はそれらがあまり好きになれないでいたものです。

 カテゴリーやスタイルとして明確な位置づけは見えなくとも、マゾッホの作品に見られたように、概念としては確実に存在し、もちろん不本意な現実としてはいつでもありえたわけで、それをどう感じるかの意識の問題だった。

 お遊びレベルのSMプレイ体験や、マゾヒズムに関する思索を深めるうちに、だんだんとわかったような気になってきた程度ですが、寝取られの甘美な苦痛は、純度の高いマゾヒズムのエキスがつまっているんでしょうね。

 そのようなご体験をされていらっしゃることを羨ましく思うと同時に、ちょっと恐ろしいような気持ちもあったりです(^^)

 どんな嗜好やスタイルであろうとも、真の理解者と共有できる時間の尊さと喜びは、同じなのでしょうね。

 年の瀬になんとなくよい気分にさせて頂きました。ありがとうございました。

 よいお年を! 



[ 2011/12/31 18:25 ] [ 編集 ]
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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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