
SMクラブの女王様がアイドル化したのは、1990年代に入ってからだろうか。
それ以前は、顔出しで広告に登場する女王様というのは、例外中の例外で、お店に行ってアルバムを見るまでは素顔を拝むことは叶わなかった。

アイドル並みの美形がSMクラブに在籍し、ビデオに登場するパターンの先駆けとして、池袋クイーンビーの瀬里奈と和樹は、
SM界のピンクレディー とも呼ばれていた。

ちっとも似てねーじゃん (。。)☆\バキ 堀越学園化したラシオラ登場以前の時代である。
この二人はSM雑誌の巻頭グラビアにもよく登場していた。
SMセッションを盛り込んだ内容のAVが普通の本屋さんでも売られ、アダルトビデオの純正なカテゴリーとして「SM」に市民権が与えられたのは、この二人のアイドル性が受けていたからだったと思う。
それまでSMジャンルは、AVショップの目立たない片隅に、申し訳なさそうに追いやられていたのだ。
もう一人、
秀美という伝説的な女王様もいたけれど、今現在消息がハッキリしているのは瀬里奈女王様だけだ。
(瀬里奈さんは一時期ラシオラにも在籍されていた)
その瀬里奈女王様のいるフェティッシュ・バーが新宿の
ピンククリスタル。
数年前に
「生前退位」されるような情報も流れましたが、現在も元気にやってるようです。
会いに逝ける女王様の先駆けとして長年にわたり古いマゾの心を癒してくれています。
女王様としての務めが十分に果たせないことに責任をお感じになれても、末永く現役でいて欲しいと思います。

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