
皆さんお雑煮は召し上がりましたか?
去年、某フェティッシュバーのミストレスと同伴デートした時に、彼女が連れていってくれた
店で、「じゅんさい」を頂きました。
じゅんさいを単品でオーダーしたのは初めてだったかもしれない。というか、そもそも「
じゅんさいって何?」状態でもあった。よく耳にはするんだけど、具体的なイメージがつかめてない。僕はグルメではありません。美味しいものはもちろん好きだし、こだわりたい気持ちはあるけど、食材の知識や名前というのが超苦手なのである。
お寿司屋さん(回転寿司ぢゃないよ)にもたまに行きますが、「あの光ったやつダメなんですよ」としか言えない(それはサバだということを最近やっと覚えた)
この店はうどん屋ですが、前菜がわりに何か召し上がりますか?みたいな感じで彼女が薦めてくれたのがじゅんさいだったのです。美味しかった。
そういえば前菜じゃなくて、
ぜんざいってのもあったような。ここからお雑煮につながるんです。長い前フリですみません。
お雑煮の仕立ては地方によって
1.すまし
2.みそ
3.あずき
といった具合に3大文化圏に大別できるんだそうです。といっても厳密ではなく、同じ地域でも東部と西部では違ったり、一概には言えない。さらに角餅か丸餅か、あるいは小豆でも砂糖でなく塩で味付けしたりと、そのバリエーションは多種多様。郷土料理であると同時にお袋の味でもあり、個人的なそのこだわり度がかなり強いのが「お雑煮」の味と仕込みというわけです。
たまに知り合いの家で雑煮を頂くと、自分が知ってるのと全然違うのが出てきて戸惑うことがありますよね。「こんなのお雑煮ぢゃな~い」と言いたくなるのですが、それは禁句。先祖代々のこだわり文化だけに、戦争になりかねません。
ざっくばらんにいうと関西はみそが多く、関東はすまし風。あずきは日本海沿岸地域に多いらしいがマイノリティーなんですと。
そう思っていたら、北陸出身の友人が「お雑煮がしるこだなんてあり得ない!」と宣うではありませんか。
僕はしることぜんざいの区別もついてなかったのでした。
「アレ?ぜんざいって、じゅんさいのことだっけか?」なんて混乱をしていたり。
( ↑ 大バカやろうである)
でも、これ実話なんです。しることぜんざいは別ものだと思ってました。
おもちの形にしても、角ばっているのは許せない!とか言う人もいる。そんなに許せないものなのでしょうか。自分の信じていたものがガラガラと音を立てて崩れるとでも言うのだろうか。味に好みがあるのは仕方ないにしても、餅の形が丸いか角ばっているかぐらいの違いで、それまでの人生全てが否定されたような気持ちになるらしい。
お雑煮に対するコダワリは、例えば顔面騎乗において前向きで座られるのがいいか、後ろからがいいかのこだわりと似ている。
あるいは立て膝がいいか正座がいいかとかの違い。
さらには、女王様が着衣か、生尻に近いかの諸問題などなど。
 ラバーフェチにはコレ
|
 やっぱり素尻がいいかな
|
自分のこだわりやスタイルと違うものにどこまで寛容になれるかは、お雑煮の文化と深い関わりがありそうである。
ないって!そんなもん (。。)☆\バキ
- 関連記事
-