先週ご紹介した
Addiction に行って来ました。
この種のSMイベントは昨今、日常的にも普通の(?) Fetish バーや、SMサロンなどでカジュアルに行われている印象がありますが、内気で恥ずかしがりやさんの僕としてはナカナカ苦手な雰囲気なのです。
そもそもノーマルなパーティや集まりでも苦手で、時々異業種交流会みたいなところに引っ張りだされることもありますが、何を話してよいのかわからず、一人でポツンとしてしまうことが多い。
特にSMという特殊な磁場が作用する空間で、接客上手なミストレスならともかく、見ず知らずのM男さんとの交流には当惑がつきまとう。
そうはいうものの、さすがは業界の重鎮である朝霧リエさんが仕切っているだけあり、濃い客層と独特の盛り上がりでけっこう楽しめました。
2年ぶりにお会いした涼さんは、僕のことをすっかりお忘れになっていましたので、ちょっと凹んだんだけど、アマルコルドの素敵な(ここではグラデスカと呼ばれる)ミストレスたちのファションにうっとりしながら、つい飲み過ぎてしてしまった。
ラ・シオラの元ドミナで、女王様ライターとして活躍している早川舞さんが意外にも和服姿でチーママしており、その可愛らしさには目がクギヅケになる(>_<)
彼女が取材した
日本三大M男の一人、がっちゃん氏も来ていて、この人とは5年ぶりにお会いしましたが、齢77歳とは思えぬ肌の艶と相変わらずの乳首には、マゾヒズムの全てを極めた達人の貫禄がほとばしっていました。
季刊レポに連載されていた「その時、歴史が鞭打たれた」は来春にも単行本発売の計画が進んでいるらしく、楽しみです。
早川舞は頭の回転がとても早く、会話のテンポに小気味よいリズム感があって、SMのキワドイトピックでも実にナチュラルに話すことができる。
僕の苦手なネタもたまに出てくるけれど、「未知なる愉しみの扉を開けてくれる知的な女性」という感じで、さすがはラシオラで人気のあったドミナだけのことはあるなあと感心しました。
舞さんは僕が匿名希望のM男として来ていることにきちんと気遣いしながらも、業界で著名なM男が登場するたびに「ご紹介させて頂いてもよろしいですか?」と、信じられないほど丁寧に応対してくれて感動しました。
彼女の粋なはからいで少し硬くなっていたこちらの心もほぐれて、様々な達人M男のたちともすべることなく、リラックスして会話できた。
他のフェティッシュバーでも感じるんだけど、職業女王様をやれちゃう女性は、銀座の一流ホステスとしても立派に通用する人が多いですね。
プロアマ問わず、ミストレスとしての資質は、人としての魅力やたしなみ、気品を備えているということなのだと思います。
なにやらいつのまにやら、シャイな僕でもこの異様なマニアの社交場に馴染んでしまっていたのには自分でも驚いた。
調子にのって「黄金カレーライス」をオーダーしてみる。
これは女王様が自分の黄金を隠し味にして調理されたカレー… ではなくって、
ごく普通の、いやちょっと辛めだが安全なカレーだ。
涼さんが作って持ってきてくれました(^^)
(゚Д゚)ウマー! ていうか、(>_< ;;;;;)カラー!
辛すぎます〜。
酔った勢いもあってつい「目の前で女王様がしゃがんでくれて、そのお尻の下で食べれたらいいのにな〜」と、僕にしては大胆なことを言ってしまったのですが、そばにいた若いグラデスカが「それじゃどうぞ!」とすかさずしゃがんでくれまスた。
このレスポンスの早さに感激した。
そこまでされたら戸惑っている場合じゃない。
彼女のお尻の下で文字通りの黄金カレーを頂きました!
(゚Д゚)ウハー! (゚Д゚)ウマー! (゚Д゚)ウハー! であります。
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でも羨ましいです。
女王様のお尻を眺めながら食べるカレーライス、最高に美味しかったでしょう?