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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

世界から猫が消えたなら 

世界から猫が消えたなら世界から猫が消えたなら
(2012/10/25)
川村 元気

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 読書の秋でございます。

 このブログの読者におすすめできるのかどうかわかりませんが、

 けっこう感動しまスたのでご紹介したいと思います。

 
 実は、隠していたわけではありませんが、三ヶ月前、実家で飼われていた猫が死にました。

 母が18年前に、生まれたばかりの子猫を、たまたま拾ってきた猫でした。

 老衰といってもよかろうと思うのですが、それまでは、ず〜と元気だった。

 突然、足を引きずって歩くようになり、「具合が悪い」と言わんばかりに啼くので、

 母が犬猫病院に連れて行ったら、即入院ということになったらしい。

 その二日後に病院で亡くなったのだという(>_<)

 「容態が急変しました」と獣医からの知らせを受けたのが僕で、すぐさま車でかけつけたが、時すでに遅く、呆然としながら遺体を引き取り、僕は実家に戻った。

 臨終を看取ることのできなかった母は、亡がらが家に到着すると、死んだその猫の口元に、スポイトで自家製の特効薬(ニンニク酒などを調合したもの)を与えた。

 78歳の母のその突拍子もない行動に一種ドキッとしたが、そうせざる得なかったのだろう。

 人は、かけがえのないものを失う時、一瞬、心神喪失状態になるのだとか。

 たまに実家に帰った時に、僕も戯れにかわいがっていた猫だったので、僕もショックだった。

 あの「フーカフーカした感触」がもうこの世に存在しないこと。

 そのコトをリアルに認識できた時、涙がこぼれてきた。

 そういうこともあって、タイトルに惹かれて何気なく書店で見かけたこの本を手にとり、気まぐれに購入して読んでみた本です。

 想像していたのとはちょっと異なる内容でしたが、立ち読み段階でパッと開いたページに、母と似たような描写があり、それでなんのためらいもなく買ってしまいました。

 別にこんなエピソードを書かなくてもよさそうな気もしますが、何か問題ありましたでしょうか?





【あまり関係ないエントリー】

■ 今そこにあるネコ



■ ボンデージ猫




■ サンタ猫

■ 命のキス

■ マゾ猫


関連記事
[ 2012/11/13 00:26 ] 雑記 | トラックバック(-) | CM(2)
友人の猫も18歳で今入院してます。
その友人は統合失調症で、いつも死にたいと言ってましたが、
「ネコが死ぬまではな」
と看病を続けています。

彼の猫が死んだ時、私はどんな言葉をかければいいのでしょう?
[ 2012/11/15 09:09 ] [ 編集 ]
僕なら、猫と同じく(その彼の猫の死因がなんであれ)、老衰で死んでくれたほうが、猫も喜ぶのではないでしょうか、とかなんとか言うと思います...

 母も猫が死んでからはめっきり老け込んでしまって、ちょっと心配です。

 
[ 2012/11/15 22:19 ] [ 編集 ]
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