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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

ユリイカ十周年に寄せて 

ユリイカ十周年

「十年ひと昔」という言い方は、もう死語になって久しいのかもしれない。

 しかし、昭和フタケタ生まれの僕にとっては、まだまだアクティブな表現です。実はこのブログも今年で10周年。マゾ花を始めた当初、プロバイダーから突然削除されたり、アラシさんに攻撃されたりしたことなどもあり、現在のブログは2005年の記事からですが、空白の一年を含めるとちょうど十年目となります。だから、ユリイカの開店とマゾ花のスタート時期が重なっており、なんだかとても感慨深いものがある。

 このお店のことは、行こうと思う前からず〜っと注目していました。

 同じタイミングで始めていたmixiで、マイミクの馬仙人さんが常連さんだったことを知り、いつかお店に行ってみたいな〜・・・と思っていた時期が長く続く。

 ナカナカ勇気が出なくて、結局初めて行ったのは3〜4年ぐらいたってからでしたが・・・

 その時の思い出をSMサロンというエントリーで紹介しています。

 地方都市在住の小心な田舎者にとって、東京の飲食店はいわば「ハレ」の舞台。

 それがフェティッシュ・バーのような場所であるなら、もう究極の非日常です。

 僕にとってSMは、ほとんどが妄想の世界で、唯一リアルとなりえるのは東京に行った時だけ。

 地元ではSMクラブにも行ったことがなく、SMはたまの出張で上京した時だけの「祝祭」でした。

 だから、SMクラブやフェティッシュ・バーなどでは本当に緊張する。

 たいてい滑りまくって醜態を晒してしまい、あまりいい思い出がないのですが、ユリイカは違った。

 不思議とまったりとした、居心地のよさを感じたのを鮮明に覚えています。

 ユリイカはSMだけでなく、フェチ全般、アブノーマルをグローバルに扱うような懐の深さがあって、それが劣等感で固まっているこちら側への安心感を与えてくれていたのだと思う。

 普通だったら足の引っ張り合いをしそうな同じ業界の中でも、他店との交流が密接で、変態ワールドのハブ的機能を備えている点も見逃せない。

 その人間交差点の中心にいるのが@ゆ様。

 いわゆる「女王様」的なゆみこさんを僕はよく知りません。

 彼女のキャラクターを触媒とする店全体の雰囲気やスタッフの心意気と、お客さんとのインタラクティブに響き合う調和音が心地よい。そこがこの店の魅力なのです。

 初めてお会いした時、たまたまスッピンで出勤してきて、まるで女子高生のようなウブな顔つきに、最初僕は迂闊にもそれがゆみこさんだとはきづきませんでした。

 おもむろに、力なく、

「よし、女王様になろう!」

 と自己気合いを入れ、メイクをしに奥へ引っ込んだ彼女。

 間もなくビンビンの女王様オーラで登場した時に僕は圧倒されましたが、ゆみこさん自身さほど得意でもない「女王様像」を、周囲から必要に迫られて演じているのかもしれない健気さに、心打たれたのです。

 ワガママで卑屈で厄介な「お客」としての僕に、ゆみこさんは顔面騎乗やお馬さんごっこにおつきあいして下さいました。

ユリイカでお馬さんごっこ


 それは、彼女一流の接客スキルの一つだったかもしれませんが、変態の僕への眼差しに、どことなく暖かいものを感じました。

 ・・・まぁ、たぶん気のせいだろうナ、うん(>_<)

 
 それが気のせいでないと確信したのは、お店が引けた後でお茶にご一緒した時のことです。

 何気ないSM談義の会話の合間に、ふと彼女が漏らした

 行為としてM男を上から「見下す(みおろす)」ことはしても、

 本当に心で「見下し(みくだし)」たら、ダメなんだよネ」

 というひと言には感動しました。

 「心の底から見下されたい」というストレート(?)な願望もアリでしょう。

 だけど、「見下されつつ、一方でリスペクトもされていたいのかも・・・」という屈折した願望もまたアリなのです。

 僕はそれまで「自分は変態だけど、まともな部分もあるんだもんネ!」みたいな、妙に当たり前のプライド意識に負い目を感じていたりもしたのですが、そんな超ねじれた倒錯性に一筋の癒しも感じたのでした。

 言葉を変えるなら、相手を理解することは出来なくても、敬意を払うことは可能だということ。

 それは、普通の人間関係においても僕がもっとも苦手とするところなのです。

 例えば、目の前にいる人が嫌いでも、人としての敬意を払えるのか。

 その人が自分と嗜好の異なる倒錯者であっても、色眼鏡をかけずに会話ができるだろうか。

 それは「可能」ではあっても、誰もが簡単に出来るというわけではない。

 ゆみこさんはそういう難しいことを、いとも容易くやれてしまう。

 ユリイカが変態周りだけでなくて広く一般の、多くの人々に愛される理由がそこにある。

 結局「店」という空間の実態は「人」です。

 そこに集う人々がシェアする共同幻想のような部分もありますが、僕的な個人幻想の中でも、ユリイカは格別の光で輝いているのです。


  2月6日 (木)~8日(土)は、通常営業の中でユリイカ10周年記念パーティが開催されます。


詳しくはこちら ↓

ユリイカ


 ユリイカ十周年おめでとうございます。


【関連エントリー】


どんぶりフェチの夢〜ユリイカのM丼



リバイバル@ゆ様ツイート

鏡ゆみこ
 昨日のユリイカのM男くん達の会話。
   ↓
「どんな事が好きなんですか?」
「僕はまぁフツーに蹴りとか、リンチ系です」
「私は縄が好きです、でもあとは女王様次第ですね、鞭でも針でも」
「え~、痛いじゃないですか、私は普通の、スタンダードMですね」 


 ・・・あんた達、全員フツーではない。

@KagamiYumiko

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[ 2014/02/01 10:06 ] 雑記 | トラックバック(-) | CM(1)
もう、homerさんたら
コメントもらい上手なのですから・・・
困ったものです。

関西のSMバーは私的に考察すると
京都的・大阪的・神戸的があり
どれも楽しいです。

私的には、大阪十三で活躍されていた「赤城吹雪女王様」は素敵でしたね。しっかりとマゾの心を満たしてくれました。
会話もプレイもしっかりと満たしてくれました。

彼女の顔面騎乗には、それは幸せにしていただけましたね



池袋「ユリイカ」もあたたかい場所だから
皆に愛されるのでしょう。

たまに許容範囲を超えてしまい頑張っているユリイカ嬢も
後で、お客様に対して申し訳なかったと思考しすぎちゃうユリイカ嬢も
たくさんの心優しきマゾ紳士のお陰でやれてこれたのだと思います。

良い女王様には必ず、良いマゾ(奴隷)がいらっしゃいますから

それをわかったら
たぶん 女王様として開花するのでしょう。

良い女王様がいないとお嘆きのマゾ紳士の方・・・
たっぷりと愛情をそそいであげましょう
良い時も悪い時も
開花するのは・・・
そう貴方次第なのですから

[ 2014/02/03 16:26 ] [ 編集 ]
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